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執筆者の写真ジニア キャットシッター

猫の同居人


 猫さんと一緒に暮らしているヒト科ヒト属ヒトの特徴についての私の独断と偏見にまみれた独白です。

 これまで出会った猫飼いさんってこんな方が多かったような気がします。

 まず、猫ならなんでも好き。

もちろん”うちの子”が一番かわいいし世界一だと思っていますが、猫なら、なんならネコ科なら、なんでも好きですよね。

よそのおうちの猫や知らない猫の写真や動画、映画の中の猫のみならず、ライオンの背伸びに悶え、トラの毛づくろいに目が釘付けになる私たち。

思い出してください。2022年は寅年。盛り上がりましたよね?同じネコ科なんだから猫年で良いじゃないなんておっしゃった猫飼いさん、いらっしゃいますよね。年賀状、どうされました?はい。うちの子の写真を使いましたよね?ニャーニャーニャーの年・・・なんて言ったり書いたりされましたよね?

ワンちゃんの飼い主さんは好きな犬種がはっきりしていて、チワワの飼い主さんはシェパードに萌えたりは決してしないのだそうですよ。

 それから、猫さんに何をされても腹が立たないようです。お気に入りの食器を割られても(なぜか高級食器から割ってくださる。あれ?うちだけ?)、重量のあるものを蹴落とされて床に穴が開いても、ウン◎のついたお尻で膝の上に座られても(大変に香しい。)、寝ている顔を踏まれても、大事な書類をくしゃくしゃにされても。

やった猫さんが悪いのではなく、そんなところにそんなものを置いておいた(そんなところで寝ていた)我々が悪いのですよ。ね。

 そして誉め言葉がすらすら口から出るようになる。なぜなら猫さま達ときたら、誉め言葉しか聞こえない耳をお持ちの様ですからね。そして誉めてくれるヒトを好いてくださる傾向にあるようです。個人的な感想ですが。

ならばもう、誉めて褒めてほめまくるしかございません。そうして自分の好感度をアップしたい。そんな邪な心で猫さまを誉め続けたところ、肯定的な言葉がすらすらと口をついて出てくるようになっておりました。

 猫と暮らして良いなと思うことはたくさんありますが、日々ただただ可愛がり、ただただ愛情を注げば、それだけで猫もヒトも幸せに暮らせます。

 猫さんは猫飼いにとって大きな大きな幸せの種なのです。


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