top of page
執筆者の写真ジニア キャットシッター

うつせみ猫語り会 インターペットに出展します


私はキャットシッタージニア以外に「うつせみ猫語り会」というお話会を主催しております。猫ロスケアという大仰なものではなく、うちの子(猫)において行かれてしまった飼い主さんで集まって、うちの子の自慢話や思い出話を語り合うという、ゆる〜い会です。

うちの子の話をしたいけれど、きっと泣いてしまうから話せないとか、亡くなった猫の話は聞いてくれる方の負担になるのではないかなど、様々なお気持ちから亡くなった子の話は思い切り話せないものです。話せる人もいるのでしょうが、私は話せませんでした。

あの子の話を私がしないということは、誰もあの子の名前を呼ばないということ。それはちょっと寂しい。そんな風に考える猫飼いさんや元猫飼いさんで集まって自由に話せる場がないものか。気持ちが分かる人しか来ないでしょうから、泣いたって誰も気にしないだろうし・・・。しかし私は傷ついた心のケアなどに関しては素人。軽々しく手を出せる領域ではないとも感じていました。

そんなとき、知り合いの臨床心理士さんが「社会貢献ということで!」と運営をお手伝いくださるとお申し出くださいました。

次は開催場所です。どうせなら困っている猫さんのためになるような一石二鳥の会にしたいと、5年ほどボランティアに入らせていただいている保護猫カフェに場所の提供を打診したところ、ご快諾いただけました。会の参加費として保護猫カフェの入店料をいただくことで、保護猫ちゃんたちのご飯代やお薬代の助けになります。猫さんを亡くしてがっかりしている方にとってもご自身がお話会に参加することが直接に保護猫ちゃんたちの助けになると思えれば、外に出て人に会い、お話する気力が湧いてくるのでは・・・などと考えました。

令和4年の7月からほぼ毎月、ほそぼそと続けていますが、必要な方にこのような会があることが伝わっていないのではないかという思いもあり、この度「インターペット2023」に出展することといたしました。


インターペット2023はペット産業の国内最大級のビジネス見本市です。日本ペットフード協会が主催者に入っていることからもその性格がご推察いただけるかと思います。

出展企業もロイヤルカナン、いなばを始めとした大手ペットフードの会社、ライオンや花王などの名の知れた大企業など、その出展者はそうそうたるメンバーです。

インターペットに10年以上『ワンニャンハウジングスクエア』というブースを出店しているペットライフデザイン協会という一般社団法人の理事をやっている関係で、ブース内壁面に共同出展という形で出展することとなりました。


ところが「うつせみ猫語り会」はビジネスではないのです。協会の代表からただの紹介では趣旨がちがってしまうとの指摘がありました。そのため『猫ロス』『猫ロスケア』をキーワードに、飼い主様から愛する伴侶動物のお話をじっくりと聴き、ただ似ているだけではないその子の個性が際立つ素敵な絵画を描いてくれる画家の小笠原真理さんの受注会と、愛猫との出会いから看取りまでを愛情たっぷりに綴った宮脇灯子さんの著作「ハチワレ猫ぽんたと過ごした1114日」の展示即売をいたします。

月例の会場として場所を提供くださっているネコリパブリック池袋店のご紹介や臨床心理士酸による不定期のワークショップ会場であるすあま商會さんのご紹介もする予定です。


インターペット2023にご来場されるときは、どうぞ「ワンニャンハウジングスクエア」にも足をお運びくださいませ!


公式サイトはこちら→https://interpets.jp.messefrankfurt.com/tokyo/ja.html


閲覧数:15回0件のコメント

Comments


bottom of page