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執筆者の写真ジニア キャットシッター

軍曹のつぶやき


まったく自慢できることではないと思っておりますが、私の飼い猫は代々、私に絶対服従。見事なまでの上意下達。

嘘だと思いますよね?

ですけど、人生の半分以上は猫さまと同居させていただいておりますが、爪切り、グルーミング、シャンプー、通院で抵抗されたことがございません。


爪切り。

お膝にだっこしてバシバシ爪を切れない猫を飼ったことがないです。


グルーミング。

嫌いな猫さんと同居したことないですー。


シャンプー。

嫌がるMaxはブルブル震えながらの脱糞。これも私がシャンプーした訳ではなく、私よりももっと容赦ない父がシャンプーしたときの話。

私がシャンプーした猫で嫌がるそぶりを見せる猫はいませんでした。


通院。

「病院、行くよー!」とキャリーを抱えて宣言する飼い主。すべての飼い猫はその場でビタッと動きを止め、対象の猫を抱えてキャリーに入れるまで無抵抗。

病院でも獣医さんにされるがままらしい。


私、猫の爪切り、グルーミング、シャンプー、すべてやりたくてたまらないというか、楽しくてしょうがないんです。

ブラッシングやシャンプーが大好きなので、やりがいのある長毛種(できればデカい個体)を飼いたくて、行きついた先がメインクーンという猫種でした。

もうね、毛がわっさわっさ抜けて、毎日ブラッシングしても足りなくて、シャンプーしないと脂性でベッタベタになっちゃうんですよ~!いや~~!!面倒くさいでしょ?


これまで7匹の猫を飼ってきましたが、全ニャン、爪切り・ブラッシング・シャンプー・投薬・通院で抵抗されたことなし。

通院にいたっては、連れて行かなかった猫が病院から戻ってきたキャリーの中に自ら入って匂い付けするという始末。

病院、行きたかったの???

病院に行った猫はドヤ顔するしね。


猫さんってヒトが思っている以上に頭が良いのだと思います。

そしてヒトが思っている以上に飼い主さんが好きなんですよ。


私は爪切りもシャンプーもグルーミングも通院も、猫さんのためには必要なことだと思っています。

グルーミング。ブラッシングやコーミング、シャンプーなどは猫さんの生活において必須ではないのかも知れません。

でもね、手を掛けた猫さんの被毛は至福の手触りになるんです。

手触りが良いと撫でたくなりますよね?飼い主さんにいっぱい撫でられると、猫さんはすごく幸せなんです。幸せそうな猫さんを見ると飼い主さんも幸せになりますよね?

そうして幸せの連鎖が途切れなく紡がれるのだと思います。


うちの代々の猫たちも最初は爪切り、グルーミング、シャンプー、通院を嫌がったりしてました。しかしドS飼い主のワタクシ。大爆笑しながら「まあまあ、いいから、いいから。」なんて平常心で事にあたり続け。

この辺の容赦ない様子を聞いた友人たちは猫の教育プログラムの様子を『軍隊』と言い、飼い主は『鬼軍曹』の称号を与えられたのでした。


鬼はいつでも軍曹なんですね。大尉でも中佐でもないんですよね。


本日も目薬が必要な猫に「目薬差すよ~」と声を掛け(名前を呼ばれて寄ってきちゃう)、目薬を差してグルグル言われる飼い主でございます。


飼い猫ちゃんが言うことを聞いてくれる子に育つ秘訣。


飼い主がドSであること。


かな。


好かれようとするより(というか嫌わて手も良いと思うくらいでちょうどいい、信頼されたいと思って行動すると良いのかもしれません。

あくまでも私見ですけど。

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